映画「トランスフォーマー」を観ました。
(※ネタバレを含みますので、未見の方はご注意下さい。)
トランスフォーマー 予告編
※9/5予告ムービーを掲載
公開初日のレイトショー(夜間割引)だったため、公開時間の直前まで受付に長蛇の列ができ、上映時間を少し遅らすほどの大人気でした。
アニメ版の方はあまり熱心には見ていなかったので、トランスフォーマー達がオプティマス・プライム(和名:コンボイ)をリーダーとするオートボット(和名:サイバトロン)と、メガトロンをボスとするディセプティコン(和名:デストロン)の陣営に分かれて戦っているという設定ぐらいしか覚えていませんでした。
この映画では馴染みのある和名ではなくアメリカでの原名が使われていたので少し違和感がありましましたが、実写ということもあり、慣れてしまえばあまり気にならなくなりました。
なんといっても見所はトランスフォーマーの変形シーンと戦闘シーンですね。
乗り物が変形して複雑なロボットに変化するシーンは感動ものです。ただの変形可動ではなく、部品の一つ一つがルービックキューブかパズルのように動いていました。原型をほとんどとどめていないんじゃないかな?
戦闘シーンは迫力です。特にフリーウェイでの戦闘では、人型のままローラースケートのように素早く動きながら車を蹴散らす様子はすごかったですね。
また、基本的な戦闘は肉弾戦のため、硬い金属のボディがぶつかる轟音は迫力でした。
トランスフォーマー達が飛んだり跳ねたりする下で人間も動き回っており、いったいどうやってCGを合成しているんだろうと感心しました。
ただ、デザインについては、日本アニメのロボットと比較すると、少し複雑過ぎるように感じました。最近の日本アニメのCGロボもずいぶん複雑なデザインが多いですが、このトランスフォーマーはパッと見はスクラップ部品の固まりに見えてしまいます。(それでもオプティマス・プライムにはコンボイの面影があります。)
動きが速いと、もはやどこが腕やら足やら頭なのか判別が困難。もう少しデザインをシンプルにした方がアクションも見やすかったかもしれませんね。
コミカルなシーンもありました。主人公サムの家の庭に入り込んだオートボット側トランスフォーマー達がサムの両親に見つからないようにうろちょろするシーンです。特に、車に変形して誤魔化そうとしたものの、サムに「駐車場じゃないんだから!」と呆れられる所は爆笑です。
また、ポンコツだと言われたバンブルビー(サムの黄色い自動車が変形)が通りすがりのスポーツカーをスキャンして新車(モデル:2009年型カマロ)に変わるシーンも面白かったですね。
泣けるシーンもありました。落下するサムを救ったため、バンブルビーが軍に捕獲されてしまったシーンです。バンブルビーは人間くさくていいやつですね。それだけに、このシーンは胸が痛かったです。
終盤はオートボット側トランスフォーマーと軍が協力してディセプティコン側トランスフォーマーに立ち向かいます。バンブルビー捕獲の件があったので、この協力は胸のすく思いですね。
でもメガトロンは強すぎです。オプティマス・プライムでも苦戦。それなのにサムがキューブをメガトロンの胸にさし込むとあっけなくメガトロンは死亡。この結末はちょっとあっさりし過ぎの気がしますね。
地球に残り、人類を見守ることにしたオートボット側トランスフォーマー。でもディセプティコンのスタースクリーム(F-22ステルス戦闘機)は宇宙へ逃亡? 続編の制作が決定しているそうで、伏線というところでしょうか?
SFアクション物としてはかなり面白いので、DVDが出たら購入しようと思います。その時にはアニメ版の声優を使ったという吹き替え音声で楽しみたいですね。
映画公式サイト
http://www.unltd-media.jp/tf/top.html
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