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2010年12月27日 (月)

SPACE BATTLESHIP ヤマト:感想「スペースオペラから純日本SFへ」

「なにもかも、みな懐かしい…」

観てからだいぶ遅くなりましたが『SPACE BATTLESHIP ヤマト』の感想です。一部ネタバレがありますので未見の方はご注意下さい。danger

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▲パンフレット表紙

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▲パンフレット:ヤマト図解ページ

Space Battleship Yamato Trailer

今回の実写映画はかつてのアニメ版と比較して、設定が大幅に変えられている部分が多く、まったく新しいの作品として観た方が良いですね。new

まずはイスカンダルとガミラスの設定が大幅に変更されていた事は衝撃的でした。アニメではイスカンダル人やガミラス人が人間タイプの異星人だったのに対し、実写映画版は精神生命体やクリーチャー型エイリアンとして描かれており、印象が大幅に違います。アニメ版がスペースオペラなら、実写映画版は現代風のSFアクションですね。日本映画のVFXも遂にここまで来たのかぁ。movie
古くからのアニメファンには受け入れられない事も多いでしょうが、私個人としては今後の純日本SF映画の可能性を切り開く良い試金石ととらえています。hairsalon

主人公たる古代進(キムタク)に注目してみると、1人の兵士としての観点から、艦長代理としての重圧を受けてリーダーとして成長していく様子は短時間で良く描かれていたと思います。特に第三艦橋のエピソードは普通なら立ち直れないくらいの精神的トラウマになるでしょうね。苦悩を背負ってなお進むその姿に感動です。最後の特攻は日本的様式美を含んでいるので、外国の方が観た場合にどう感じられるか興味がありますねflair

ヒロインたる森雪(黒木メイサ)が、レーダーや医療担当ではなく戦闘機パイロットに変更されていた事も大きな設定の違いです。やはり今の時代の女性は画面を飾る花ではなく、男と同じように自立して働く側面の方が強いのでしょうか? もっとも、上映時間の限られた尺を考えると、主役のキムタク古代との交流が同じ戦闘班でないとセッティングしにくいとの事情もあるでしょうが…。virgo

声優が必要な役にはアニメ版のオリジナルキャストがそのまま演じられていて嬉しかったですね。アナライザーのひょうきんな声や、デスラーの「ヤマトの諸君…」という台詞が懐かしい…。shadow

アナライザーの設定変更については、序盤がっかりsad、中盤ほっこりcatface、終盤びっくりhappy02という印象でした。
序盤、アナライザーが端末のAIとして登場した時には、やはり今の時代には分析ロボットという設定では実写としてのリアリティが無かったのか…とがっかりしてしまいました。sad
しかし中盤はコスモゼロに支援AIとして組み込まれたり、古代の唯一の家族として大事にされていたりと重要度が増していました。パートナー兼家族という設定は、まるでスターウォーズのR2-D2みたいですね。ちなみにコスモゼロからマニピュレータが出ていた時にはおや?と不自然に思いましたが、まさかアレが終盤の伏線だったとは…。note
終盤のガミラス星中枢突入時にアニメのアナライザーのデザインを一部に残した手足の長いロボットとして出現したのにはビックリ。突入部隊を進ませるために最期まで戦い抜いたその健気さにはホロリときました。weep

劇中のエピソードにはアニメ版の名シーンが多く取り入れられていたのが印象的です。shine
やっぱり死亡率100%の第三艦橋。波動砲に栓をして無効化する(ドリル?)ミサイルなど懐かしいですね。でも波動砲の栓が最後まで抜けなかったのは意外。coldsweats02
ガミラス星突入から地球でのラストシーンまでの間にヤマトクルーが次々と命を落としていくシーンは、『さらば宇宙戦艦ヤマト』の名シーンが数多く使われていて特に印象的です。heart04

ただ、非常に残念だった事もありました。それは「ささきいさお」の歌がどこにも使われていなかった事。ささきいさお氏はナレーションとして出演し、ヤマトのテーマ曲自体は使われていましたが、あの歌声の無いヤマトは魅力半減です。できれば最初のヤマトの発進シーンに挿入歌として入れて欲しかった。note
自分的には満足のいく映画の内容だったので、それだけが残念です。down

関連サイト

公式サイト:SPACE BATTLESHIP ヤマト

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